いきさつ
ラズパイのセットアップの手順って忘れやすいので、備忘録として記録します。
Raspbianのバージョンが変わるたびにチョイチョイ変わるので、参考程度です。
ヘッドレス運用なので、ssh接続が前提になっています。
環境
Raspberry Pi
- Raspberry Pi 3 Model B+
- microSD 4GB
Raspbianセットアップ
- Macbook Pro (mid 2015)
- macOS Mojave 10.14.5
Raspbianのセットアップ
Raspbianをダウンロード。こちらから。
SDカードにRaspbianをインストール。
この作業はMacで。
$ diskutil list
$ diskutil unmountdisk /dev/disk3
$ sudo dd bs=1m if=2019-04-08-raspbian-stretch.img of=/dev/rdisk3
$ diskutil unmountdisk /dev/disk3
ddの進捗は、ctrl+Tで表示できます。
SDカードをラズパイに刺して、電源ON。
初期設定をして、sshを有効にする。
$ cd /boot
$ sudo mkdir ssh
$ sudo reboot
ssh経由でログインできるようになったので、HDMIケーブルを外しちゃう。
Macからsshでログインできるか確認。
パスワードは、初期設定で設定したもの。
$ ssh pi@192.168.x.x
rootのパスワードを変更。
$ sudo passwd root
変更されたか、確認。
$ su -
変更したパスワードでログインできればOK。
$ exit
rootからログアウト。
ユーザー追加
ユーザーを追加。
$ sudo adduser <username>
追加したユーザをsudoグループに追加。
$ sudo gpasswd -a <username> sudo
作成したユーザーでログインできるか、sshで確認。
$ ssh <username>@192.168.x.x
追加したユーザを、piユーザと同じgroupに追加
$ sudo usermod -G pi,adm,dialout,cdrom,sudo,audio,video,plugdev,games,users,input,netdev,spi,i2c,gpio <username>
groupに追加されたか確認。
$ groups <username>
piディレクトリの内容を、新しいユーザーのディレクトリにコピー
$ cp -r /home/pi/* /home/<username>
新しいユーザーにログインできるか確認。
$ su <username>
パスワードなしでsudo
$ sudo visudo
ファイルの最後に追記。
<username> ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL
ホスト名の変更
$ sudo nano /etc/hostname
<hostname>.local
$ sudo nano /etc/hosts
127.0.0.1 localhost
::1 localhost ip6-localhost ip6-loopback
ff02::1 ip6-allnodes
ff02::2 ip6-allrouters
127.0.1.1 <hostname>
2つのファイルのホスト名を変更します。
初期値は「raspberrypi」です。
Raspberry Piのファームウェアアップデート
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade
$ sudo apt-get dist-upgrade
$ sudo rpi-update
$ sudo reboot
ファームウェアのバージョン表示
$ vcgencmd version
Jun 10 2019 15:12:01
Copyright (c) 2012 Broadcom
version e57a7ab1847d26251175e99d158a29ed46eb9ca4 (clean) (release) (start)
sshでログインできないとき
Raspbianを再インストールした時など、ssh接続時にエラーになる時があります。
そんな時は、クライアントの公開鍵フィンガープリントを削除すると接続できるようになります。
$ ssh-keygen -R <ipaddress or hostname>